【迷わず書ける】ブログ初心者が最初に書くべき10記事はこれ

こんにちは、杉崎(@web_norcs)です。

ブログを始めようとしたときに、多くの人が最初にぶつかる壁は「どのジャンルで書くか」です。

間違いなく万人共通の悩みですね。

ここを適当に決めてしまうと、3か月後には更新が止まってしまうし、どれだけ頑張っても集客や売上にはつながりません。

ジャンルの選び方ひとつで、あなたのブログが「ただの日記」で終わるか「仕事を呼び込む営業マン」になるかが決まるということです。

ジャンル選びは
「好き・得意」だけでは足りない

ジャンル選びに際しては、あなたが「好き」または「得意」な分野から選ぶようにしましょう。

整体師なら「肩こりを悪化させるNG習慣」、美容師なら「40代に似合うショートカットのポイント」など、日常でお客さんに伝えている知識をそのまま記事にできますから、更新も楽です。

しかも、他の人には真似できない現場のリアルを綴るからこそ、読者は「やっぱりプロの言葉は違う」と信頼してくれる。

好きや得意をベースにすれば、苦にならずに記事を書けるのは大きな強みですよね。

実際、継続できるかどうかはこの「苦にならない」という感覚に大きく左右されるので、だからこそ、まずは自分が書きやすい領域から入ることは大正解なんです。

ただ、好きや得意だけでは不十分でして(テンション下がるようなこと言ってごめんなさい)。。

どれだけ自分が熱中できるテーマでも、それを求める人がいなければ「自己満足の記事」で終わってしまうからです。

趣味ブログとして楽しむならそれでもいいのですが、仕事や集客につなげたいのであれば、相手の関心に寄り添う視点が欠かせません。

「自分が書きたいこと」と「人が知りたいこと」は必ずしも一致しないという現実を、まずは頭に叩き込んでください。

読まれるためには
需要の軸が欠かせない

あなたがどれだけ情熱を持って書いても、世の中の人が求めていなければ、残念ながら読まれません(ここめちゃくちゃ大事)。

例えば、整体師が「骨盤矯正の奥深い理論」について何千字も熱を込めて書いたとします。

専門家としては素晴らしい記事ですが、一般の人は「骨盤矯正の理論」なんて検索しません。

彼らが調べるのは「骨盤矯正 効果 いつから」や「産後 骨盤矯正 行くべき?」といった日常的な悩みに直結する言葉です。

つまり、ニーズに沿わなければどれだけ丁寧に書いても読んでもらえないんですよ。

他に、美容師もそうですね。

毎日カラー剤や髪質改善についての専門的な話を熱弁したくなるかもしれません。

が、読者が気になっているのは「白髪をどう隠すか」「朝の寝ぐせを3分で直す方法」「40代に似合う髪型」など、生活に直結するテーマ。

いくら「最新のカラー理論」を語っても、それは同業者しか興味を持たない内容で、お客さんは振り向いてくれないのです(ターゲットによりますが)。

需要のあるテーマに合わせなければ、専門的な記事は「誰の目にも届かない独り言」になってしまうんですよね。

これは、自分の情熱や専門性を否定するのではなく、「読者がどんな言葉で調べているか」に変換することが必要だということです。

マーケットのニーズに寄せるだけで、同じ知識でも「必要としている人」に届き、信頼や仕事につながりますので、この点は忘れないようにしてください。

「好き」と「需要」の
交わる場所を探そう

理想は、この二つが重なるポイントを見つけること。

「好き・得意」だけでは独りよがりになり、需要だけでは息切れしますから、だからこそ掛け合わせが重要なわけです。

  • 整体師なら「デスクワークで腰痛に悩む個人事業主向けのケア方法」
  • 美容師なら「忙しい子育てママでも3分でできるヘアアレンジ」

といった具合に、無理なく書けて、しかも読者に刺さるテーマを見つけて記事を書いていってください

もしここを意識せずに始めてしまったら、間違いなく途中で筆が止まり、成果も出ずに「やっぱりブログは向いてなかった」となってしまいます。

逆にこの掛け合わせを掴んだ人だけが、仕事につながる発信を続けられるということです。

考えすぎずにまず10記事出すこと

大切なのは、いきなり完璧なジャンルを決めようとしないことです。

最初から「これ一本で一生やっていく!」と決め打ちする必要はありません。

むしろ、最初は「自分が書きやすいテーマ」や「お客さんからよく聞かれる質問」から始めてみることが正解です。

「腰痛 ストレッチ」について書き始めてみてもいいし、「毎朝5分でできるヘアケア法」でもいい。

まずは発信してみることで、読者がどんな反応をするのか・検索されやすいのかが見えてきますから。

そこから少しずつ方向性を修正していけばいいんですよ。

考えすぎて手が止まる人があまりに多いんですが、やめてくださいね。

まず記事を世に出すことが大切なんです。キーワード調査や戦略はもちろん必要ですが、机上で悩んでいるだけでは何も始まりません。書かないと文章は上手くならないし、何がウケるのかもわからない。

とにかく出してください(しつこい)。

記事を公開するたびに反応がデータとして返ってくるので、その積み重ねこそが、進むべき道を教えてくれます。

つまりジャンル選びは、最初に大きな覚悟を決めるものではなく、走りながら研ぎ澄ませていくもの。

怖がらずにまずは一歩を踏み出すことが「仕事につながるブログ」への最短ルートになります。

まずは10記事書いてみましょう。話はそれからです。

最初の10記事の切り口サンプル

1〜3記事目:よくある質問に答える

仕事をしていれば、お客さんから日常的に聞かれること疑問点や質問って山のようにあると思うので、それらを記事化していきましょう。

これは最も書きやすく、実際に聞かれたことなので需要も確実にありますから。

整体の皆さん、肩こりや腰痛がひどい人がお店に来ると思います。お客さんが無意識にやってるNGな習慣を事細かに聞いて、それを記事にしてください。

美容師の皆さん、「前髪は自分で切りたい」というお客さんがお店に来ませんか?セルフカットするときに失敗しないコツをブログやYouTubeでアップしておいたら喜ばれると思いません?

早速やってみてください。

そもそもセルフカットはお勧めしないと考えているのであれば、その理由をしっかり書いて、プロに任すように促してみてください。

4〜6記事目:すぐ役立つHow To

検索で探されやすい「やり方」「方法」を記事にしてみてください。

行動につながる情報は保存されやすいし、繰り返し読まれやすいので。

ブログ記事の中でも特に読まれやすいのが「すぐ役立つHow To」なんですよね。

なぜなら人は検索するときに「〜のやり方」「〜する方法」といった形で具体的な解決策を探しているから。

知識として知りたいというより、「今まさに困っていることをどう解決するか」が読者の一番の関心事。

だからこそ、すぐ実践できるHow Toは保存されたりシェアされたりしやすく、読者にとって「また読み返したい記事」になりやすいんです。

「腰痛の原因」について延々語っても仕方ないんですよ(大事なことですけどね)。

それ以上に読者が知りたいのは「今この痛みをどう軽くするか」です。

なので「一日5分でできる腰痛予防ストレッチ」といった記事を提示してあげてください。

即効性のあるHow Toは食いつきが違います。

ここで大切なのは、単にストレッチを列挙するだけではなく、「やり方を写真付き(もしくは動画)で解説する」「このストレッチをやるとどんな効果があるかを伝える」といった具体性を加えること。

読者は記事を読みながら、きっとすぐに体を動かしてみたくなるはず。

美容師であれば「髪の正しい乾かし方」よりも、「忙しい朝でも3分でまとまるヘアアレンジ」のような記事が強い反応を得やすいです。

単なるヘアセットのコツではなく、「寝ぐせのまま外に出たくない」「でも朝は時間がない」というリアルな悩みを解決するHow Toこそ読まれます。

しかも「3分」「忙しい朝」といったキーワードは読者の心をつかみやすく、記事タイトルだけで「自分のことだ」と思わせる力を持っていますし。

How To記事は、検索されやすいキーワードと、読者が今まさに抱えている悩みを掛け合わせることで、あなたの存在を知らしめる強力なフックになります。

そして、一度「この人の記事は役立つ」と思ってもらえれば、次の記事も読まれるようになり、徐々に信頼が積み重なっていきます。被リンクが増えればSEO効果も見込めるので、ますます多くの人に読まれます(いいことしかない)。

7〜8記事目:失敗談・体験談

人は理屈よりも物語に心を動かされます。もう耳タコですね。

だからこそリアルなエピソードは強いんです。

例えば

  • コンビニで買った弁当を一人で食べながら、「このままでいいのかな」とつぶやいた

  • SNSに投稿しても誰からも反応がなく、更新ボタンばかり押していた。

  • 誰にも相談できず、布団の中で「もうやめようかな」と諦めそうになった

みたいな、日常に潜む些細な描写は、ありきたりなノウハウよりも何倍も読み手の記憶に残ります。

面白いのは、こうしたエピソードは必ずしも立派な成功談である必要がないことです。

むしろ「財布を落として一文無しになったときに気づいたこと」「友人の何気ない一言で心が折れかけた瞬間」のような、自分の弱さや泥臭さがにじみ出る場面こそ、読者は深く共感するんですよね。

なぜなら、人は成功よりも自分と同じ傷を持った人に反応するからです。

さらに言うと、エピソードには空気感があります。

「雨の匂いがする朝、傘もささずに駅まで走った」と書けば、それだけでその時の焦りや必死さが伝わります。専門的な正論を何千字並べても生まれない感情が、たった数行のエピソードで一気に湧き上がる。これが文章に温度を宿す力です。

なので、読者に響く発信をしたいなら、理屈や知識を並べるだけでなく、自分の中の「生々しい瞬間」を差し出すことが必要です。

発信することに、恥ずかしさがあるかもしれませんが、その赤裸々さこそが親近感をうみ、やがて信頼に変わっていきます。

9記事目:未来の変化を見せる

記事を書くときに大切なのは、読者に「もし自分も実践したらどうなるのか」という未来を想像させることです。

たとえば、今は記事を書くのに何時間もかかり、更新が途絶えてしまうことに罪悪感を抱えている人がいたとします。

その人に対して「この方法を続ければ三か月後には一時間で記事を書けるようになり、しかも楽しみながら更新できるようになる」と具体的に示してあげる。

さらに「あなたの発信を読んだ人から感謝のメッセージが届いたり、相談の声がかかるようになったりする」と未来を映してあげるようにする。そうすると、ただのノウハウが「行動する理由」に変わっていきます。

未来を見せるときに重要なのは、成果を数字だけで表すのではなく、そこで生まれる感情まで言葉にすることです。

自由に使える時間が増えたときの安心感、自分の言葉に反応してくれる人が現れたときの誇らしさ、やってよかったと心から思える納得感。そうした感情の変化を描いてあげることで、読者は「その未来を手にしたい」と自然に感じてくれるようになります。

記事の最後に未来の変化を描ける人は、読者の背中を押せる人です。

言葉によって理想の状態を見せてあげることが、記事を「読んで終わり」にしない最大の工夫になりますよ。

10記事目:自己紹介+理念

いよいよ最後の10記事目です。

ここでは「なぜこの仕事をしているのか」「どんな人を助けたいのか」を記事にまとめてみてください。読者の信頼を積み上げる基盤になりますから。

試しに書いてみましょか。

僕が仕事を通して叶えたいのは「やりたい」と思ったことを、環境や不安に邪魔されずに実現できるような社会です。

そのために、発信を武器にして自分で稼ぐ力を持つことが、最も確実で再現性のある方法なんですよね。

ブログは、ただ文章を書くための場所じゃないんです。発信が収入に変わるプラットフォームですし、上手に活用すれば自然とブログ経由で「あなたがいい」と選ばれるようにもなる。

場所(仕事)や人間関係に依存しないと生活できない人を一人でも減らしたいし、誰かの顔色をうかがって我慢しながら生きてる人がいたら救いたいんですよね、僕は。

自分の想いや経験を言葉に変えて、それを必要とする誰かに届ける。その循環ができたときに、人は自分の人生を自分で選べるようになるんじゃないかなと考えてます。

発信や行動を通じて人とつながり、仕事を作って、何の後ろ盾もなく自分の名前で稼げたとき、人は初めて自由と強さを手にするもの。そんな人を沢山増やしたいと心から思ってます。

自分語りになってしまいましたが、このような感じで思いを書いていってみてください。

まとめ

最初の10記事を「よくある質問」「すぐ役立つ方法」「失敗談」「理想の未来」「自己紹介」といったテーマで構成しておくと、単なる思いつきで書いたブログとはまったく違う土台ができます。

この組み合わせは読者が求めている要素をバランスよく網羅してるんですよね。

「よくある質問」は読者の疑問に正面から答える記事になり、検索にも拾われやすい。

さらに「すぐ役立つ方法」を紹介すれば、「この人の発信は実用的だ」と信頼してもらえる。

そこに「失敗談」を交えることで、ただのノウハウではなくリアルな人間味が伝わり、共感を生むことができる。

加えて「理想の未来」を描く記事で行動したあとの変化を見せれば、読者は自然と「自分もやってみよう」と思える。

そして最後の「自己紹介」で自分の理念や思いを語れば、「この人から学びたい」と信頼が積み上がっていく。

この10記事をベースにしたとき、あなたのブログは検索から人を呼び込み、共感でつながり、信頼を重ね、やがて仕事につながっていくための仕組みとして機能し始めていきます。

言い換えれば、この10記事は「発信を資産に変えるための最初の設計図」になるということですね。

ぜひパクってください。そして、記事が書けたらThreadsで報告してきてください!

杉崎能久

発信を仕事や集客につなげたいフリーランス・起業家をサポートしてます。 価値観を言語化し、お客さんから選ばれる発信に育てるのが得意です。 人口5,000人の町に移住して独立5年目。地方議員もやってます。

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